「肉・卵・チーズMEC食で ボケない老けない疲れない!」を読んだ。 これは、先月くらい(遺伝子検査の結果前に)ダイエット目的で読んだ本になる。
内容のエッセンスとしては、
- 毎日、肉Meat(鳥豚牛羊なんでも)200g, 鶏卵Egg 3個、チーズCheese 120gを毎日食べる。
- 一口あたり少量で30回噛む(他の文献によれば、一口は「クロレッツのガムくらいの大きさ」という)
- 他のものは食べてもいいが、上記のものを食べたあとに食べる。 というものらしい。
たまたまダイエットをしたくて読んだ本だったが、先日の「アルツハイマー病 真実と終焉」のなかにあった糖質制限との相性もよさそうであるため、ダイエット目的もあり実践をしようということになった。 なお、食事を変えるのは個々人の栄養状態や病状などによってはリスクになるので、万人にお勧めできる物ではない。本稿も万人に勧めているものではない。
数日やってみると、早くも下腹部の内臓脂肪が減ったような雰囲気がある。 しかし、経験上こういうのは数週間くらい先にならないと効果はわからない。 一般には、偏った食事であるため次回の健康診断では血液検査や尿検査の結果を注視しないといけないだろう。
一見、MEC食では炭水化物がほぼないので、腹が減ってしまうような気がするが、よく噛むとそこまで腹が減る感じはなかった。 多分、普段なにかを食べるときにはそこまで噛んでいなかったのだろう、意識して30回ほど噛んでみると、 必然的に食事に掛かる時間が長くなり、満腹中枢が刺激されることがよかったのだろう。
油分をどう使うかで腹持ちがぜんぜん違うように思う。 合い挽き肉の油などがあると、腹持ちがいい気がしている。 これが鶏肉メインになったら油分が少ないために腹持ちが悪くなるかもしれない。
こういう食事をしていると、まとまった炭水化物は1週間くらいに1度でも十分だな、という気持ちにもなる。 それも低GIの蕎麦などでも十分だな、と。 白米も美味しいのだが、食べなくても意外となんとかなるものだった。 このあたりは実際に経験してみないことには分からない、人体の不思議を感じる。
この本はレシピもあれこれ載っている。 これだけ種類があるなら飽きも結構先になるのではないか。 いい本だった。